なんの予備知識もなく観たけど、谷崎潤一郎原作・市川崑監督の名作らしいですね。
鍵
「鍵」は1959年(昭和31年)の日本映画です。
ポスターからも分かるように内容もエロスティックなもので、当時は18歳未満は鑑賞できない、いわゆる ”成人映画“ 扱いだったようです。
仲代達矢が若い!
まず昭和の名優、仲代達矢さんが出ていてビックリ。当時24歳です。
当たり前だけど若いです。
仲代達矢と言えば自分の中では子供時代に映画館で号泣しトラウマになった「ハチ公物語」のイメージしかなかったので新鮮でした。
誰にも言えませんが、未だに泣きたい時は「ハチ公物語」を観てコッソリ泣いてます。
話が外れましたが、むかしから独特の雰囲気がある俳優さんだったんですね。
ストーリー
古美術鑑定家の剣持(中村鴈治郎)は、京都市内にある大学病院に通い、ある注射をしている。Wikipediaで調べたらご丁寧にあらすじどころか結末まで紹介されてますが、内容は官能的サスペンスです。(といってもキワドイシーンはありません)
同病院のインターンの木村(仲代達矢)を娘の敏子(叶順子)の婿にしたいと考えている。
妻の郁子は、夫を嫌っていた。
ある夜、木村が剣持の家を訪問し、大いに飲んで楽しんだ。
酔って浴室で眠ってしまった裸体の郁子を、木村に手伝わせて寝室に運ぶ剣持。
妻の診療を頼む、と言って剣持は姿を消す。
そんなことが繰り返されるなか、敏子は現場を目撃してしまう。
敏子もすでに木村と関係を持っていたのであった。
母と木村が関係を持っていること、それを父も知っていること。
敏子は家を出て、下宿することにした。
剣持は、木村と敏子を呼び出し、婚約の段取りを整えようとする。
深夜、剣持は倒れた。郁子は木村を呼び出し、女中部屋で抱き合った。
郁子は木村に、敏子と結婚して、ここで開業すればいいと言う。
間もなく剣持は死んだ。
剣持の葬儀が終わり、骨董品の数々は古美術商がすべてさらっていき、家もすでに抵当に入っていたことを知る。
敏子は、農薬を郁子の紅茶に入れた。
効かない。
それは、お手伝いのはな(北林谷栄)が色盲のため、中身を入れ替えていたのだった。
はなは主人に不実な母子および木村を毒殺するべくサラダへ農薬をかけた。
三人はバタバタと死んでいった。
事後、はなは自首するが、三人の死因の辻褄が合うこともあり、刑事たちは老人ボケと思い込んで彼女の自白に取り合わなかった。
出典:Wikipedia
古美術の鑑定家とその妻、その娘と恋人のドロドロな関係を描いた作品です。
内容はちょっと理解出来なかったけど、個性的な役者さんの演技や演出は観ていておもしろかったです。
あと雰囲気(昭和の情景など)がよかったのでまたいつか観たいかも。
個人的見所
とにかく内容より主演の京マチ子さんの眉毛が衝撃的すぎました。
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