今更ながら衝撃を受けたアルバム / フィッシュマンズ 「空中キャンプ」

こんにちは。
まいど私的名盤を淡々と紹介しているコーナーです。

さて、6回目はフィッシュマンズが1996年に発表した「空中キャンプ」というアルバムです。

それではどうぞ。

空中キャンプ/フィッシュマンズ

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005FJS3/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00005FJS3&linkCode=as2&tag=mame0de-22

はじめに謝っておきます。
フィッシュマンズを紹介するくせに、実はフィッシュマンズのアルバムはこれしか聴いたことがありません。
しかも初めて聴いたのも恥ずかしながらつい最近。

“邦楽の名盤”には必ず名が上がるこの「空中キャンプ」。
物は試しにと聴いてみたら見事にヤラれました。

なるほど、聴けば名盤と呼ばれる理由がわかります。

中毒性のあるアルバム

このアルバムはとても中毒性があります。
それはやはり浮遊感ただようサウンドとボーカル、佐藤伸治の魅力からでしょうね。
初聴で感じたとおり、詩や歌い方がどことなく忌野清志郎に似ていて影響を受けているのが感じられます。


特にこの2曲は聴いてて泣きそうになりました。
とやかく言いませんので、まずは一聴下さい。

Baby Blue

今日が終わっても 明日がきて 長くはかなく 日々は続くさ
意味なんかない 意味なんかない今にも僕は泣きそうだよ
このまま連れてってよ 僕だけを連れてってよ遠くへ連れてってよ
新しい人

音楽はなんのために 鳴りひびきゃいいのこんなにも静かな世界ではこころふるわす人たちに 手紙を待つあの人に届けばいいのにね
驚きの顔 しみわたる声 飛び交う歌ホラ こんなに伝えたいのに ねえ

どうしてこんなにも心に響く詩が書けるのでしょうか?
若くして亡くなったという背景もあり、佐藤伸治の声と詩は涙腺をゆるませます。

リリースは1996年

当時の音楽シーンは小室サウンド全盛期。

そんな中、こんなすばらしいアルバムが発表されていたなんて当時は知りもしなかった…。
当時の自分はいったい何を聴いていたのだろうか?
リアルタイムで聴けてなかったのが非常に悔やまれます。


いや、当時仮に耳にしてたとしても今ほど感銘を受けてなかったかもしれないな。
きっと今の自分がこのアルバムにやっとこさ追いつけたんだと思います。


この先もずっと聴き続けたいアルバムです!

空中キャンプ

  1. ずっと前
  2. Baby Blue
  3. Slow Days
  4. Sunny Blue
  5. ナイトクルージング
  6. 幸せ者
  7. すばらしくてNICE CHOICE
  8. 新しい人
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