その名も「HK 変態仮面」です。
正直、公開時は映画館に観に行きたくてウズウズしていたのですが、嫁さんに
「さぁ、“変態仮面”観に行こうか!」
などとハレンチなことは言えず、結局公開終了を向かえてしまったのです。
ひとりで観に行けばよかったのかな?
HK 変態仮面 / 2013年の作品
変態仮面とは
『究極!!変態仮面』(きゅうきょく へんたいかめん)は、あんど慶周による日本のギャグ漫画。原作は中学生の頃、少年ジャンプにて連載されており、ハマって読んでました。
集英社『週刊少年ジャンプ』に1992年42号より1993年46号まで連載された。
のち、2014年に特別編『HENTAI KAMEN EX』が『画楽.mag』2号から5号まで連載された。
出典:Wikipedia
内容は99.9%、小・中学生が好みそうなお下品な内容です。
大人になって読み返したけど、あまりのくだらなさに笑えました。
面白いですよ。
あんど 慶周 集英社 2009-08-18
漫画の実写化映画は今までいろいろ観てきましたが、満足できた作品って無いんですよね。
大概、漫画の世界観を実写では再現しきれてないためガッカリしてしまうのです。
でもこの映画は違った意味で楽しめました。
ストーリー
紅游高校に通い拳法部に所属している色丞狂介(鈴木亮平)は、同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に、一瞬にして心を奪われてしまう。
ある日、姫野が銀行強盗事件に巻き込まれてしまい、人質となってしまう。
彼女を助けるために覆面をかぶって強盗に挑もうとするも、何とかぶったものは女性用のパンティーだった。
ところがその瞬間、これまでに感じたことのない感覚が体中をよぎり……。
出典:シネマトゥデイ
原作がギャグ漫画なんで内容なんてあって無いようなものですがw
序章はほぼ原作通り進みますが、あとは映画オリジナルのストーリーです。
設定も若干違います。(狂介が弱かったり)
でもさほど違和感を感じませんでした。
また新たな登場人物たちも、決して不快ではなかったし逆に面白かったです。
しかしよくこの漫画を映画にしようと思ったな。
ってかよく実写化したなw
これだけで賞賛に値します。
原作のポイントは押さえている
実写で気になるのは- 変態仮面をどう表現するのか?
- 必殺技はどう映像化するのか?
忠実に再現されていますよ。
たとえば原作のこのシーンが・・・
こうなってます。
よくやった!
鈴木亮平がすごい
主演の鈴木亮平も変態仮面を演じる為だけに見事なボディを作りあげています。役者魂を感じずにはいられません。
が、理由が「変態仮面になりきる為」ってのがなんか申し訳ない気がします。
そもそも、彼を主役に推薦したのは小栗旬なんだとか。
彼も変態仮面の大ファンで製作には協力しているらしいのですが、自分が変態仮面を演じないのはさすがです。
もちろんコスチュームも原作通り。
こうでなくちゃ困ります。
なんか「ありがとう!!」って叫びたくなります。
おいなりさんも原作に忠実に再現できていますね。
すばらしい出来です。
※ちなみにヒロインの愛子ちゃん役は、出家女優で今なにかと話題の清水富美加が演じております。
この映画で彼女の中の何かが目覚めたのでしょうか?
この映画で彼女の中の何かが目覚めたのでしょうか?
まとめ
この映画は原作のファンも違和感なく、続編を観る感覚で楽しめる作品だと思います。また監督や出演者の原作への愛を感じる作品だと感じました。
そりゃ好きじゃなきゃ映画にできないかw
続編もあるみたいなので機会があれば観てみたいと思います。
予告編
HK 変態仮面
監督:福田雄一
原作:あんど慶周
キャスト:鈴木亮平/清水富美加/ムロツヨシ/安田顕/佐藤二朗/池田成志/塚本高史/岡田義徳/大東駿介
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