ちょっと前の映画だと思ったら9年も前の作品だったんですね。
公開時は観たいと思わなかったけど、プライムビデオで配信されていたので暇つぶし程度に観てみました。
ハンサム★スーツ / 2008年の映画
感想
おもしろかった!食わず嫌いとはこういうことだと思い知らされました。
邦画のエンターテイメントってなんかつまらない印象があって観る気がしないんですよね。
この映画も公開当時はそんな感じで気にも留めなかったんですが。
食わず嫌いでしたね。
ストーリー
亡き母親が遺した定食屋「こころ屋」を経営する男・大木琢郎(塚地武雅)は、料理上手で誰にでも分け隔てなく接する心優しい性格なのにデブでブサイクな容姿から、生まれてこのかた女性と交際どころかモテたことすらない。簡単に説明すると、“冴えない主人公が変身して大活躍する”って話です。
美人なアルバイト店員・星野寛子(北川景子)に恋をした彼は思い切って告白するも、あっさりフラれてしまった上に、彼女はこころ屋を辞めてしまう。
そんなある日、友人の結婚式に着て行くスーツを買うために紳士服店を訪れた琢郎は、店長・白木の勧めで着るだけでハンサムになれるスーツ、「ハンサムスーツ」を手に入れる。
それを着ると、琢郎は見事なまでにハンサムな男・光山杏仁(谷原章介)に変身。
街を歩けば、女性にはモテモテ、モデルにスカウトされて瞬く間に大人気と、幸せな人生を手に入れた様に思えた。
杏仁の姿で寛子に出会った彼は再び告白するが、なぜかまたもやフラれてしまう。
一方、琢郎としての私生活では、寛子の後釜としてやってきた前向きで仕事のできる橋野本江(大島美幸)のことがなぜか気になり始める。
そんな中、ハンサムスーツはお湯に濡れるとシワになってしまう事が発覚。
再び、紳士服店を訪れた琢郎は、お湯に濡れても大丈夫だが、それと引き換えに二度と元には戻れなくなる「パーフェクト・スーツ」を勧められる。
究極の選択を迫られた琢郎。スーツを着てしまうと「こころ屋」とその仲間達を捨てなければならない……。
かといって着なければブサイクでモテない人生へと逆戻り……。
果たして琢朗が下した決断は? そして、寛子との恋の行方はいかに?
出典:Wikipedia
この手の話は古典的で、シチュエーションは違えど漫画やドラマではよくありますよね。
変身願望は少なからず誰しも持っているのでしょうから、この手の話は観る人を惹きつけます。
しかも“もてない男のはかない恋物語”に男性陣にはウルっとくることでしょう。
僕はウルっときましたよ。
主演の二人がすばらしい
この映画、キャスティングも豪華です。
なにより主演の塚地と谷原がすばらしいです。
塚地のナチュラルな演技はとっても好感がもてます。
うまい、とかヘタっていうレベルじゃなくて、すっごい普通で 「これ演技してんの?」って思わされます。
ん、つまり演技が上手いってことか?
谷原はいい意味ではっちゃけてるし、「俺様カッコいいだろぅ」的な役なのに嫌味を感じませんでした。
王様のブランチのイメージが強くて、正直俳優だったこと忘れてました 、すみません。
ヒロインの北原景子と塚地は間宮兄弟でも競演してましたね。
ちなみに間宮兄弟も大好きな作品です。
鈴木おさむ脚本だからなのか森三中の大島美幸も出ています。
とっても意外でしたが塚地同様、自然ないい演技をしてます。
センスある挿入歌
ハンサム★スーツは内容だけではなく、挿入歌もすばらしいです。
特に我々世代にはたまらない選曲となっています。
こんな感じです。
- My Revolution / 渡辺美里
- LA・LA・LA LOVE SONG / 久保田利伸withナオミキャンベル
- M / プリンセスプリンセス
- DA・YO・NE / EAST END×YURI
- 大迷惑 / ユニコーン
- SOMEDAY / 佐野元春
- Shake Hip! / 米米CLUB
- あすなろ / Sunset Swish
特にMy Revolutionは劇中でも、とても重要な一曲になっています。
My Revolution
ホント名曲ですね。
まとめ
最初に言っちゃいましたが・・・
おもしろかったです!
「日本映画はつまらん」 って思い込んでいる自分みたいに頭の固い人は、とりあえず観てみましょう。
好みもあるでしょうけど、大概の人は“食わず嫌い”だったと思うはずです。
たぶん近いうちにまた観ると思います。
予告編
ハンサム★スーツ
脚本:鈴木おさむ
監督:英勉
キャスト:谷原章介 塚地武雅(ドランクドラゴン) 北川景子
佐田真由美/大島美幸(森三中)/池内博之/本上まなみ/佐々木希/山本裕典ブラザートム・温水洋一・中条きよし・伊武雅刀
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