ゲェ!!家の前が猫のフンだらけで「こりゃ野良猫の公衆便所化したな…」と思ったら…。

7月某日。
朝玄関を開けると家の前が大変なことになっていました。

なんとネコのウ○コだらけなのです。

汚い話で申し訳ありませんが、これは一大事です。

特別ネコがウ○コしやすい環境作りに努めてきたわけでもないのに、突然のこの出来事に僕も嫁さんも戸惑いを隠しきれませんでした。

玄関先がネコのフンだらけ!!

さっそくその時の様子をご覧頂きましょう。
こちらです。


おわかりいただけたでしょうか?

え?よく分らない??
そんな方の為にブツを赤丸で囲ってみましょう。


もうおわかりいただけたでしょうか?

細かいブツは省いているので実際にはもっと広範囲に散乱しています。


これでも分らないって方の為に不本意ではありますがアップで撮影しましょう。
※閲覧注意!




「ウ○コや~~~♨」


そうです。

家の前が猫のunchiだらけなのです。

昔からわが家には近所の野良猫たち頻繁に遊びにくるのですが、まさか彼らの公衆便所になっていたとは驚きです。

ウチにも室内飼いのネコがいるので、彼らと窓越しにたわむれる姿はネコ好きにはたまらないものがあります。
がしかし!
わが家がいつも遊び来てくれるニャンコたちの公衆便所になっているとは思いもよりませんでした。

「ウチのニャンコにはかわいそうだけど、猫よけ買ってくるしかないね…」
と嫁さんと話しながら、ウ○コに顔を近づけてマジマジと見てみました。


すると・・・。


「あれ??これってワカメじゃね??」

遠目でみると完全にウ○コですが至近距離で見ると固形物ではないのです。
そう、この形状はまさしくワカメです。
そういえばウ○コ臭もしないし。

しかし陸地にワカメが生えるなんて僕は聞いたことがありません。
それに近くでよ~くみればワカメなんですが、ぱっと見はウ○コ以外のなにものでもありません。
つまり実際はワカメであったとしても見た目がウ○コである以上、来客者は、

「あいつの家…。ウ○コまみれだったぜwww」

って絶対言うに違いありません。
それでは困ります。

「もしかしたら同様の被害にあっている人がいるかもしれない!」と、ネットで「庭・ネコ・ウ○コまみれ」で検索してみましたが、ヒットするのは単にフン害に関する情報ばかりです。

「ん!もしかして!?」と、「庭・ワカメ」で検索したらありました。


どうやらこれは「イシクラゲ」というものらしいのです。

イシクラゲってなに?

画像:Wikipedia

イシクラゲ(学名:Nostoc commune)は、ネンジュモ属に属する陸棲藍藻の一種。
日本では、北海道、本州、四国、九州に広く分布する。庭先や道ばたなど様々な裸地の地表、コンクリート面などで見られ、雨が降った後に藍緑色寒天質の膨潤した群体が突然目立つようになる。乾燥状態では地面にへばりついた黒いかさぶたのように見え、手で揉めば小片-粉末状に壊れる。

出典:Wikipedia

どうやらの一種らしいです。

そもそもなんでウチの庭にイシクラゲが生えてしまったのでしょうか?

イシクラゲが発生しやすい場所は、藻ということなんで “風通しが悪く” “ジメジメと湿った場所” らしいです。
しかしわが家の玄関先は日陰でも風通しが悪いわけでもありません。
さらに芝生から生えてきててもうワケがわかりません。

というわけで想像の域なんですが、この一帯はもともと水はけが悪く、梅雨の大雨でイシクラゲが好む環境になってしまったのかもしれません。
あとイシクラゲはアルカリ性の土壌が好みらしいので、ウチの土がアルカリ性に変わってしまったのかもしれません。

まぁホントの原因は分りませんが、生えてきてしまったものは仕様がありませんね。

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ちなみにWikipediaにはこうも書かれていました。

イシクラゲは日本で古来から食用にもされ、付着した土や枯れ葉などを丁寧に除去して湯通しし、酢の物などにして食べる。

「え??これ食べれるの??」





いや絶対ムリ。。


対処方法

ワカメみたいなので、きっと夏の強い日差しに当たって乾燥すれば自然と枯れるんだろうって思っていました。
しかし、このイシクラゲは乾燥に非常に強い生物らしいのです。


乾燥すると写真の様にショボショボになるんですが…。


雨なんか降ったあとは復活します。
まるで「ふえるわかめちゃん」です。


じゃあどうすればいいのか?

イシクラゲの対処方としてもっとも効果があるのは、
  1. 食用酢の原液をスプレーする。
  2. 酸性土壌にする。
  3. 専用の薬剤を噴霧する。
この3つらしいです。

先述したとおりイシクラゲはアルカリ性の土を好む為、お酢をスプレーすることで土壌を酸性にすることができるとのこと。

酢を使う場合は原液の食用酢をイシクラゲに直接スプレーすればいいそうです。
ただし乾燥している状態では効果がないようなので、必ずヌルっとしている時にスプレーして下さい。

また専用の除草スプレーもあります。
一般的な除草剤はイシクラゲには効果がないようです。
こちらも使い方は酢と一緒です。




こんな感じでイシクラゲを退治することができちゃいます。

とりあえず対処方が分ってよかった!!

なによりウ○コじゃなかったことに感謝!


マジマジ見なかったら絶対「ネコ避け」買ってたよ・・・。

まとめ

いかがでしたか?
「庭に野良猫がフンをして困ってる」って方は勇気を出して一度至近距離でマジマジと観察してみて下さい。

もしかしたらそれはイシクラゲかもしれませんよ。



もし顔を近づけて不快な香りがしたら、


100%ウ○コです。


間違ってもお酢などをかけないように!

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