「なにか物足りない・・・」と。
そうです。ドラムステージがないのです。
「ドラムステージ」とは簡単に言うとドラムの “台” です。
こんなやつです。
こんな感じでドラムが他より高くなるので目立つし見栄えもよくなるのです。
しかしこれ、めっちゃ高いんですよね…。
とても気軽に手が出せる値段じゃありません。(僕は)
ということで自分で作ってみることにしました。
ドラムステージを作る理由
「そもそもドラムステージなんて必要あるの?」
っとお思いの方もいらっしゃると思います。
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは現状のドラムの状態です。
一応下にゴムマットを敷いてはいますが、高さは1cmほどなので地べたで叩いているのとなんら変わりません。
ご存じの通りドラムとはイスに座って演奏するものなので他のプレーヤーに比べてただでさえ目立ちにくいわけです。
これではどんなに素晴らしい演奏をしても、ギタリストやボーカルが前をふさいでしまったらお客さんに肝心のプレイが見えないかもしれないじゃないですか!!
これは早急にドラムステージを作らなければなりませんよね。
ドラムステージを作ってみよう!
用意したもの
- コンパネ × 2枚
- 1×4材 × 4本
- アオリゴム × 16個
- タイルカーペット(50×50cm) × サイズ分
- ねじ
もともと敷いてたゴムマットも使用するので、まんまマネしたいという方はゴムマットも用意しましょう。
ちなみにドラムステージの大きさは180×140cmなのでコンパネは140cmに切ったものを2枚つなげて使います。
①コンパネを1×4材で固定する
1×4材4本を均等に2枚のコンパネに並べ、ネジで固定します。
②アオリゴムを1×4材に取り付ける
あまり馴染みがないかと思いますが、これがアオリゴムです。
僕も今回の工作で初めて名前を知りました。
主な用途は自動車やトラックのアオリ止めですが、緩衝材、脚ゴム、家具脚としてなど多用途に使えます。
使い方は写真のように上からネジで固定してやるだけです。
…ってネジも黒いから見にくいっすね、申し訳ないです。
各1×4材に4個づつ均等に、計16個取り付けます。
③ひっくり返す
ひっくり返します。
重いので腰に注意しましょう。
④ゴムマット&カーペットを敷く
もともと敷いてたゴムマットを上に敷き詰めます。
その上にタイルカーペットを敷いていきます。
タイルカーペットの大きさは50×50cmなので半端分はカッターでカットしましょう。
並べ終えたら一応完成です。
下からアオリゴム→1×4材→コンパネ→ゴムマット→タイルカーペットという順になっています。
これで完成でもいいんですが、角が尖っていて足を引っかけたら危ないのと、側面に木材が出っぱなしなのも見栄え的にイマイチなのでさらに加工します。
⑤側面にゴムスポンジを取り付ける
ゴム&スポンジで略して「ゴムスポ」です。
このアイテムも今回の工作で初めて知りました。
器具の緩衝パッキン材や保護材などに使われるアイテムらしいです。
このゴムスポを側面の木材むきだし部に貼り付けます。
裏面に粘着テープがついているので簡単にくっつけることができます。
完成!!
以上で完成です。
ゴムスポは貼らなくても機能的には問題ありませんが、木材部を隠すだけでパッと見既製品のようになるのでオススメです。
床からの高さは約10cm程度ですが、それだけでも大分視界が変わります。
そしてちょっぴりですがテンションも上がります。
なによりこれで僕の華麗かつテクニカルなドラミングがより際立ち、そして華やかさを増すことでしょう・・・。
まとめ
といった具合で、総額約1万でそれなりに見栄えるドラムステージを作ることができました。いかんせん手作りなので耐久性はなんとも言えませんが、いざこの上でドラムを叩いてみたところ、きしんだりグラついたりといったこともないので問題はなさそうです。
ドラムステージが欲しいけど市販品は高くて手が出せない…という方は是非お試しあれ。
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