築60年以上の古民家に引っ越してきた時から、「いつか畳をフローリングにしたい!」という願望がありましたが、先日ついに実現いたしました。
嫁さんと2人で2日かけて筋肉痛&腰痛になりながらDIYしましたのでその過程をご覧ください。
ビフォアー
こちらは施工前の部屋の写真です。
いわゆる昔ながらの8畳間の和室です。
荷物を運び出したら結構広い。
ちなみに以前土壁に漆喰を塗ったり神棚にキャットタワーを作ったりした部屋でもあります。
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この畳、いつ交換したのかは分かりませんが大分色あせてます。
さらに、この部屋で猫を遊ばせてるせいもあり、傷だらけで相当痛んでます。
畳は嫌いではないのですが、いわゆるこの家のメインの部屋であるこの和室はお客さんが来た時にお通しする部屋でもあり痛んだ畳ではちょっと見栄えがよろしくありません。
なら畳を交換すれば済む話なのですが、頻繁に来る膝が悪い親父はもうあぐらや正座ができないので、洋間にして椅子とテーブルにした方が使い勝手もいいだろうと思い切ってフローリングにすることに決めたわけです。
和室を洋室にする!!
さっそく畳をはがしました。
畳の下はこんな感じで板張りになっています。って僕も初めて知りましたが…。
ここに、まず根太(角材)を張り、間に断熱材を入れていきます。
断熱材の上にはコンパネを敷き、その上にフローリング材を貼るのですが、畳の厚みが約6cmだったので、最終的にその高さくらいになるような板や断熱材を用意します。
ちなみに角材と断熱材の厚みが3cm、コンパネが1.2cm、フローリングが1.2cmで合計5.4cmです。
0.6cm低くなってしまいますが気にしない気にしない。
張り方はいろいろあるのかもしれませんが、わが家は部屋の中心から等間隔で根太を張っていき、その間に断熱材をはめました。
断熱材はカッターで簡単にカットできます。長い定規は必須です。
全部敷き詰めるとこんな感じになります。
ここでこの日は力尽きました。
そして後日。
先日敷き詰めた断熱材の上にコンパネを敷いていきます。
猫もお手伝い(ジャマ)しに来てくれました。
コンパネを敷き詰めた後に下の角材とネジ止めするのであらかじめ角材が敷いてある位置に鉛筆などで印を付けておくと後々楽ちんです。
コンパネは基本そのまま敷き詰めますが、隅々の半端な長さはカットする必要があります。
そんな時丸ノコがあると簡単に直線カットができます。
特に今回のような”正確さ“が必要とされる作業にはノコギリではどうしても曲がってしまい時間も体力もかかります。
そんな時丸ノコがあればあっという間に正確でキレイにカットできちゃいます。
うちも今回の為にわざわざ買いました。
長いガイドもあるとさらに便利です。
そんなこんなでコンパネを貼り終えました。
さて、続いていよいよフローリング材を張っていきます。
フローリングの並べ方も様々だと思いますが、木目を合わせて一列おきにずらして並べるとそれっぽくなります。
フローリング材の張り方は、
①裏面に接着剤を塗る。
接着材は釘を打つ凸部以外をこんな感じで均等にぬりぬりします。
②フロアー釘を斜め45度に打ち付ける。
ひたすらこの繰り返しです。
フローリングには凹凸のジョイント部があるのでそれらをつなぎ合せていきます。
斜め45度の釘打ちに慣れるまでは結構打ち損じをしてしまい、数カ所フローリングに傷つけてしまいましたが、気にしない気にしない。
コンパネ同様、端っこはカットしなければならないのですが、わが家は部屋が真四角でないので斜め気味にカットしたりとなかなか大変でした。
さらにこの作業はずっと腰を丸めた状態なのでかなりしんどい!
あっという間に仕上げてしまう大工さんをホント尊敬しちゃいます。
完成図
いかがでしょうか?
自分で言うのもなんですが、初めての割にはかなりいい感じに仕上がったと思います。
がしかし!!
一見寸法通りキッチリ敷き詰まってる様に見えますが近くでよ〜く見てみると・・・。
一見寸法通りキッチリ敷き詰まってる様に見えますが近くでよ〜く見てみると・・・。
部屋が歪んでるせいかこんな隙間がちらほら見受けられます。ちょっとカッコ悪い。
でも大丈夫!
世の中は便利なアイテムが溢れているのです。
たとえばこれ。
木材の穴埋めやキズを埋めるパテです。
この手の商品はたくさんありますが、その中でもっとも手間がかからなそうなものを選んでみました。
カラーも充実しているのでフローリングに近い色を選びます。
使い方は簡単。隙間にチュ〜っとしてやるだけです。乾けばほとんど目立たなくなります。
簡単かつちょー便利なアイテムです。
まとめ
とにかく疲れた…(笑)
和室8畳をフローリングにするのに嫁さんと2人で丸々2日かかりました。
ほぼ屈んでの作業の為、翌日は2人して腰痛で動けませんでした。こういうのは長期連休にやるべきですね。
しかし、体にムチ打ったかいがあって、業者さんに頼む約3分の1の費用でフローリングにすることが出来ました。(材料費総額約7万円くらい)
もちろんプロに頼んだ方が早くてキレイに仕上がるのでしょうが、自分でやることでお金が浮く上、経験値も上がります。
つまり得るものはプラスレスです。腰やられるけどね。
つまり得るものはプラスレスです。腰やられるけどね。
浮いたお金でおしゃれなテーブルやソファーを買おうと考えてます。
時間と体力がある方は是非チャレンジしてみて下さい!
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